痛風(高尿酸血症)とは
痛風(高尿酸血症)は、体内で増えすぎた尿酸が結晶を生成して関節内外に蓄積して起こる病気です。
通常、プリン体が肝臓で分解され尿酸になり、腎臓から尿へ排泄されます。しかしプリン体の代謝異常が起こると血液中の尿酸が増え、高尿酸血症となります。 プリン体はレバーや魚介類、ビールなど様々な食品に含まれていますが、実は食品だけではなく体内で分解された細胞の老廃物や激しい運動をした後のエネルギーの燃えかすもプリン体の増加に繋がります。
痛風患者の大半は男性で、特に30〜40代以降に多く発症します。近年では20代の発症も増えています。また、痛風は生活習慣病の一つであり、肥満の方が多い傾向がありますが、遺伝的要因によって本人が痩せていても痛風になる場合があります。
痛風(高尿酸血症)の症状
比較的突然発症することが特徴です。足の親指(母趾)の付け根が赤く腫れ、激しい痛みに襲われます。人によっては痛みのために歩くことはおろか足をつくこともできないほど猛烈な痛みを感じます。
痛みのピークは発症後24時間以内で、その後は数日から2週間程度で治ります。しかし痛風(高尿酸血症)を放置すると再び痛風が発症し、繰り返すうちに関節軟骨を損傷します。
痛風は足母趾のみに限らず、膝、足関節、上肢の関節にも生じる場合があります。さらには腎障害や尿路結石などの合併症を起こすリスクも高くなります。
痛風(高尿酸血症)でお悩みの方は小牧いとう整形外科へ
痛みの原因を正確に突き止め、
一人一人に最適な治療を行います
医療は早期発見・早期治療が大切です。
痛みに気付きながら「これくらい大丈夫…」と放置してしまうと、より症状が悪化したり痛みが慢性化してしまう事も。
当院では痛みの原因を正確に突き止め、一人一人に最適な治療を行います。
どんな些細な事でもかまいません。身体に痛みや違和感を覚えたら、お気軽にご相談ください。