腰椎椎間板ヘルニア

2022年5月7日

腰椎椎間板ヘルニアとは

腰には『腰椎』という5つの連なる骨があり、その間にはクッションの役割を担う椎間板があります。この椎間板の中心には髄核という柔らかいゲル状の組織があり、その周りを線維輪という軟骨が取り囲んでいます。

加齢とともに徐々に線維輪の弾力性が低下し始めます。なんらかのきっかけにより（気づかないこともあります）線維輪に亀裂が入り、中の髄核が押し出されます。この状態を椎間板ヘルニアと呼び、腰椎で起こる椎間板ヘルニアを腰椎椎間板ヘルニアといいます。

重いものを持ったり、スポーツや運動をした時に腰に強い力が加わる事で発生するケースが多く、20〜40歳代の男性を中心に幅広い年代にみられます。

腰痛と神経症状が主な症状です。発症直後はぎっくり腰のように激しい腰痛で動けなくなる事があります。

また、腰痛だけであれば自然回復する場合もありますが、足の痛みやしびれが現れる場合があり、多くは坐骨神経痛と呼ばれる症状です。進行すれば足の力が入らなくなることもあり、下肢症状が出ている場合は要注意です。

痛みの原因を正確に突き止め、
一人一人に最適な治療を行います

医療は早期発見・早期治療が大切です。

痛みに気付きながら「これくらい大丈夫…」と放置してしまうと、より症状が悪化したり痛みが慢性化してしまう事も。

当院では痛みの原因を正確に突き止め、一人一人に最適な治療を行います。

どんな些細な事でもかまいません。身体に痛みや違和感を覚えたら、お気軽にご相談ください。